丸の内といえば東京駅を思い出します。
東京の玄関口とも言えますね｡

ところで…

前回のブログで「三菱一号館美術館」について述べました｡

今回は意外な歴史を…｡

三菱一号館の竣工と同じ年､
1894年に高知藩屋敷跡に東京府庁舎(のちに東京都庁舎)が完成しました｡

三菱一号館は日本初のオフィスビルで、
企業や銀行が入居されたそうです｡
1968年に三菱地所が三菱一号館を解体し、
今とは少し位置が異なる場所に2009年に三菱地所によって復元されました｡

東京駅ですが､
1914年に三河吉田藩・美作津山藩・信濃松本藩の屋敷跡地に出来ました｡

ところで､
東京都庁は現在新宿区にあります｡
1991年に新宿副都心に移転しました｡
旧東京都庁舎跡地は1997年に､
東京国際フォーラムと豊田通商東京本社に変わりました｡

再開発で変わりつつある丸の内ですが､
落ち着きのある雰囲気は後世に残していきたいものです｡

丸の内についてはまた投稿したいと思います｡