【京都タワー…】
皆様、ご存知でしょうか?
今後万一「京都タワー」が建て替える事になった場合、
今のような京都タワーは出来上がらない事を!
「えっ、なぜ?!」と思われる方もいらっしゃると思います。
その謎は…、
「条例」です。
その前に京都タワーについて述べます。
京都タワーは展望塔で、
京阪グループの京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営しています。
設計者は山田守氏、
構造設計者は京都大学工学部建築学教室棚橋諒氏、
建築は大林組が行いました。
着工は1963年、竣工は翌年の1964年です。
構造形式はモノコック構造です。
モノコック構造とは、
自動車・鉄道車両・ミサイル・一部の航空機などの車体や機体構造の一種で、
車体・機体の外板に応力を受け持たせる構造のことをいい、
別名応力外皮構造・張殻構造ともいいます。
敷地面積は2,783平米、
階段数は285段、
高さは131メートルです。
地上100メートルの有料展望室からは京都市内を一望出来ます!
ちなみにこの高さが条例で問題なのです!
京都には「景観条例」という条例があります。
その中で京都市の一部は「京都市高さ制限」という条例があります。
詳しくは弊社の不動産関連ブログで改めてい投稿しますが、
概略を投稿します。
最高高さ45メートル地域が出来ました。
それが2007以降には31メートル地域(正式名称は31メートル高度地区)と制限が厳しくなり、
且つ「眺望保全地域」という決まりがあり、
五山の送り火を見られるように制限があります。
だから万一京都タワーが建て替える事になったら、
今のような京都タワーは建築不可能で、
京都駅周辺の光景も変わることになります。
今年で築54年になる京都タワー。
今後どうなっていくのか関心があります。
京都について今後色々投稿していきたいと思います!
【ブログ著者プロフィール】
安孫子 友紀
縁(えにし)合同会社 代表
2017年7月、東京都墨田区に事務所を構え、
同年9月より営業開始。
宅地建物取引業を中心に業務展開。
不動産の売買・賃貸・管理のみならず、
不動産活用の転用の等のアドバイス業務や、
移住・二住居政策の支援等も行っている。
メールでのご質問等も可能。
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