【宇宙カボチャの謎】
少し前のブログで「宇宙カボチャコロッケ」を食べた事を述べました。
宇宙カボチャとは何ぞや?
と質問される方がいらっしゃると思います。
今回は宇宙カボチャコロッケの基となった宇宙カボチャについて述べます。
この宇宙カボチャコロッケとなったカボチャは、
松戸市出身の宇宙飛行士・山崎直子さんが2010年4月に宇宙飛行する際に持参した種がもととなっています。
この種は和カボチャ「松戸白(まつどしろ)」という種類です。
松戸白は、
松戸市樋野口地区の故・高橋作次郎氏と旧千葉大園芸学部が開発したと言われています。
宇宙カボチャの種の持参は、
松戸ゆかりの品を宇宙に持って行きたい、
という山崎直子さんの願いから、
カボチャの種の宇宙飛行が実現。
しかし…!
実は少し悲しい出来事があり…。
この時に松戸白の種230粒と、
カンボジアから松戸市に贈られたカボチャの種と松戸白との交配で作られた「国際交流かぼちゃ」の種120粒を持参する予定だったのですが、
国際交流かぼちゃの分がシャトルに搭載されていなく、
アメリカヒューストンにあるジョンソン宇宙センターに…。
宇宙から戻ってきた種は、
松戸市に届けられ、
その約10日後に同市の市内の財団法人日本園芸生産研究所に持参し、
ケースを開いたところ、
松戸白しか入っていなかった事が発覚して、
国際交流かぼちゃはアメリカにあったことがわかりました。
ところで宇宙飛行をした松戸白ですが、
その後同市紙敷所在の園芸植物育種研究所が栽培に取りました。
同年の秋に175個の宇宙かぼちゃが収穫されたそうです。
研究所から市に届いた約15,000粒の種は、
希望する全国の小中高校などに配られ、
育てていったそうです。
2011年に宇宙カボチャのPRのために発足した松戸白宇宙かぼちゃの会は、
新メニューの開発に取り組んだそうです。
先日お隣の市川市のイベント会場で食べた宇宙カボチャコロッケは…
テレビでも取りあげられたそうですが、
松戸市下矢切にある「和菓子処 八矢庵」で販売されています。
このお店の商品の中には「矢切ネギコロッケ」もあり、
全国コロッケフェスティバルにも参加し、
過去には全国7位になったそうです。
余談ですが、
このお店の矢切ネギコロッケは「道の駅いちかわ」でも販売されています。
【和菓子屋 八矢庵】
所在地 千葉県松戸市下矢切78-1
電話番号 047-362-5909
営業時間 7:00~19:00
定休日 火曜日
※念のため営業時間等はお店に確認してください。
宇宙飛行したこと自体が凄いですよね!
ところで松戸市内でオススメのトマトが…。
また投稿します!
松戸は良いところたくさんあります!